2011年2月28日月曜日

2011-02-27

  1. solar1964 図書館を応援したいからこそ、図書館人は樋口さんの意見をまじめに議論してほしい。図書館=無貸本屋であってもいいが、すべての本を刊行と同時に貸し出す必要があるか。貸出し至上主義が、結果的に図書館に対する尊敬の念を失わせている面も。作家と図書館はむしろ味方同士のはず。
  2. 貸出半年猶予の話は面白いなあ。面白がっていてはいかんのだけど。以下、頭の中を整理するためのメモ。
  3. 公共図書館においては、「娯楽」を提供することも一つの役割ではある。「娯楽」も最低限の文化的生活の内、ということかと。「市民の図書館」路線は、ある意味、この「娯楽」を図書館をドライブするための装置として最大限活用する方法論だったのかもしれない。(裏付けなし)
  4. 出版業界が、中長期的に右肩上がりの間は、どこまで公共図書館が「娯楽」を提供するのか、という論点については、それほどは先鋭化しなかったようだが、出版業界の右肩下がり傾向が止まらない状況下で、話が変わってきたのでは。
  5. 今回の文芸書だけではなく、もっと以前から推理小説では、貸出猶予期間の話はあった。どちらにしても、公共図書館における「娯楽」の位置づけの話なのではないか。ノンフィクションについては、今のところ、こうした議論は出てきていないように思うが…。
  6. .@lantan2011 あ、すみません。裏付け云々は、「市民の図書館」との関係の方です。公共図書館に娯楽提供の役割がある、ということ自体は、法的裏付けあり、というのはご指摘のとおりです。
  7. 公共図書館が提供すべき娯楽(レクリエーション)の範囲と程度について、歴史的に経緯を踏まえて議論するとしたらどのあたりを見るといいんだろう。貸本屋との関係とかかなあ。
  8. 相対的に、流通上有利に見える文芸書で、公共図書館における貸出が問題になり、ノンフィクション系ではあまり問題にならない(顕在化しない)、ということは、意識しておいた方がよいと思う。図書館での提供が市場を支えている面もある、ということは、ある程度共通認識が存在しているのでは。
  9. @lantan2011 「だけ」じゃない部分を、どう展開していくか、という部分を、マニュアル化しそこねた、「市民の図書館」の続編を作れなかった、というのは大きいかもしれませんね。これも実証的に確認しているわけではないのですが。
  10. @lantan2011 うーん、もうマニュアルで一律対応できる状況は終っているような気もするんですよね。地域によって状況に違いがありすぎて。方向としては「これからの図書館像」があるので、後は個別事例の積み上げと共有かと。今自分がやっているのは、その一部のつもりではあります。
  11. 地方の老舗書店ですら廃業が続く中で、無書店の地域と、大規模書店に簡単にアクセスできる都市部では、公共図書館の役割は自ずと変わってくるのでは。出版流通のインフラが構造変化している中で、公共図書館の位置づけを、それぞれの地域の実情に応じて考えていかないといけないのかも。
  12. あ、地域の書店が生き残っているけど、厳しい、という状況の場合も、公共図書館がどこまで何をするのか、というのは違ってくるわけか…。
  13. @lantan2011 地元の小売業、丸ごと、という気が…。そういうところで図書館にできることがあるのか、ということは、考えどころですね。うーん。
  14. とりあえず、まだまだ自分は考えが浅い、ということは、よく分かった。生煮えでも、とりあえず、書いてみるものである。
  15. @lantan2011 なるほど、そういう背景が…。一方で、交通網が自動車中心になってしまったことで、「駅前」の力も落ちている、ということでしょうか。やはり根が深い…
  16. ありゃ、こんな時間か、昼飯を何とかせねば。
  17. mitsuma3 「歴史資料の保全―水害被災地からの提言」(主催:文化財系大学フォーラムひょうご) 3/7(月)大阪歴史博物館 http://j.mp/elTUDE 【午前】水損歴史資料ワークショップ 【午後】フォーラム「水没した歴史資料の救出と保全」藤木透氏(佐用町)、久伸博氏(奄美市)
  18. higegeneral 今朝方からの一連の流れに触発されて大串和雄『軍と革命 ペルー軍事政権の研究』を本棚から引っ張り出してきて再読。軍が社会に対して高い自律性を保持しているかどうか、独自の政治プロジェクトを持っているかどうか、という二つのチェックポイントは中東に於いてはどうなっているのだろう。
  19. 図書館史勉強会@関西 関西文脈の会、ブログ更新しました。『満鉄図書館史』の紹介、というか、目次のっけただけですが。これから満鉄図書館研究やる人は、これが出発点になりますね。 http://bit.ly/eT0gEo
  20. 花粉が恐ろしくて外に出られずにいるのだけど、日没直後も飛散量が増えるようなので、このあたりが動き時か…
  21. 自分でお知らせ流すより先に、@library_breath に捕捉されてた…
  22. 満鉄図書館は、(少なくとも満洲国への移譲前までは)専門図書館と公共図書館の集合体というのが特徴かなあ。全体を引っ張ったのは、どっちかというと専門図書館側、というところは、よく考えておく必要があるのかも。
  23. @yegusa あれ?本当ですね。予報で、比較的多い、とか書いてあったのがあったので…。
  24. 円堂都司昭『ゼロ年代の論点』ソフトバンク新書 を読んでいる。こりゃすごい分かりやすいな。
  25. libyo おもしろい!「図書館利用者の手のひらに収まる、じゃばら折り紙の情報ナビゲーター」=「LibraryNAVI(ライブラリー・ナビ)」→ http://bit.ly/gyozOp
  26. @libyo Twitterもされてますよ。@LNfanT

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