2011年9月14日水曜日

2011-09-13

  1. tanichu 通勤手当てって電鉄会社に対する補助金みたいだ。従業員対するインセンティブ逆向きじゃね?近くにすんでしっかり休ませて仕事に取り組ませた方がいい。通勤手当てが遠くに住む逆のインセンティブを生んでいるのは都市関係の学者等には有名だが、一般の人にはあまり理解されてないかと、、、
  2. KBS京都で始まった、『宝島』の再放送を録画してあったのを見ている。これ、HDリマスターされてるのか。
  3. メモ。宮本卯之助『神輿大全』誠文堂新光社 http://t.co/qAsQ6BV
  4. @dorobunemk2 それはちょっと衝撃です。
  5. jdarchive デジタルアーカイブの中から今日ご紹介するブログは、「東日本大震災で被災地の人は何を検索したのか - Yahoo!検索 スタッフブログ」http://t.co/YKXrTJD 検証している被災地からの検索ログより、地域の人が特に必要とする情報を指摘しています。
  6. みちのく震録伝もTwitterアカウントとか、Facebookページが出来るといいな。 http://t.co/pxtqzi9
  7. 今日は、全史料協関東部会「被災文書を復旧する」@文京区駒込地域活動センターと、米議会図書館アンドリュー・ロブ氏講演会「災害からの図書館資料復旧」@国立国会図書館がもろかぶりであった。海外から人を呼ぶ時には日程の選択肢がほとんどないので、しょうがないんだけど。
  8. ロブ氏の話は、1966年のフィレンツェ洪水から始まった。資料保存の世界では繰り返し語られるFlorence Floodだけれど、ロブ氏もまた、Florence Floodを経験したconservatorから教えを受けている。
  9. ロブ氏が大切な本だと語っていたのは、Peter Waters "Procedures for Salvage of Water Damaged Library Materials"。1975年米議会図書館版が初版とのこと。
  10. ちなみに、今は1993年版がネットで読める。 http://t.co/HsEHOIS
  11. この"Procedures for..."は、フィレンツェの洪水の際の文化資源救出の経験から得られたものをまとめたもの。ロブ氏は、経験を文字にしてまとめることの重要性を指摘していた。そして、1966年から10年かかった、ということも。
  12. 日本の経験も書き残してほしい、とロブ氏は繰り返し強調していた。それが、後につながる、ということも。フィレンツェの経験が、ロブ氏に受け継がれたように。
  13. それにしても、1966年にフィレンツェに集まった欧米の文化財修復の専門家たちのネットワークが、現在の資料保存関係者たちのネットワークの基礎になっている、というのは、知識としては聞いたことがあったけど、直接その流れを受け継いだ人の話を聞くと、説得力が違う。
  14. フィレンツェでの経験を踏まえて、米議会図書館で整備されたものの一つが、consevatorと保存修復のためのlaboratories。冷凍保存や、凍結乾燥という手法は、フィレンツェでの経験から研究、発展させていったものとのこと。
  15. もう一つ重要なのは、緊急事態管理体制emergency management。特に、災害等の緊急事態時の対応のための計画作りの重要性をロブ氏は強調していた。そこには、短期的な対応だけではなく、長期的な復旧プランを含む必要性も指摘あり。
  16. あと、重要なのは、こういった緊急事態計画は、小さな災害(ちょっとした雨漏りでも!)適用して、そのプラン通りに行動してみなければならない、ということ。計画の実用性を確認できるとともに、大きな災害のための訓練にもなる。(耳が痛かった)

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