2010年5月17日月曜日

2010-05-16

  1. ケータイ大喜利始まった。
  2. 今日、じゃなかった、昨日の懇親会での話題その1。次世代の日本目録規則は、RDAを目指すべきか? ISBDを目指すべきか? あるいは現行NCRベースでよい?
  3. 話題その2。基本記入方式ではないNCRで整理された書誌を、どうやって基本記入を前提としたMARC21で表現するのか。言われてみると、確かによくわからなかったので、機会があったら確認してみよう。
  4. それにしても、FRBRのwork概念って、個人的には、どうしてもしっくりこない。なんていうか、原作マンガと、アニメとを、同じ著作の二つの表現、と言われている感じ。いや、それは別の「作品」でしょう、と言いたくなってしまう。
  5. @nabeta あ、そうでしたか。dramatizationのとこですね。勉強不足が露呈…。
  6. というわけで、work概念では、「著作の修正が独立した知的・芸術的活動に大きく関与している場合には」(日本語版p.24)別著作となるので、先ほどの例は不適切でした。 http://www.jla.or.jp/mokuroku/frbr_japanese.pdf
  7. むしろ違和感は「われわれが著作を認識するのは、個々の実現すなわち著作の表現形を通してであるが、著作自体はさまざまな表現形の間での内容の共通性としてのみ存在する」(p.23)としつつ、抽象的な実態として著作(work)を措定するところにある、とすべきか。
  8. 何らかの共通性がある、ということから、「著作のさまざまな表現形すべての背後に存在する知的創造」(p.23)がある、というところに、一気に行ってしまうあたりが、どうしても、それってほんまかいな、と思ってしまう。
  9. .@egamiday FRBR、見直してみると、「著作」は流動的概念として書かれている感じもします。「ある著作と他の著作の境界をどこに置けばよいかにつ いての考え方は、事実上、文化の違いによって異なり得る。」(p.23)とか。
  10. それぞれの文化に依存だ、としてはいるけど、実際に運用する場合には、特定の文化におけるルールに引きずられてしまうのでは、というあたりの危うさも、何となく気になってきた。FRBRにおける例に反してローカルな目録規則を策定しうるのか。とか。
  11. いかん、煮詰まってきた。寝よう。
  12. ありがたや。RT@tmasao: 「記念シンポジウム「科学技術コモンズと情報知識学の挑戦」(情報知識学会年次大会@東京大学本郷キャンパス)」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/21476
  13. 朝ご飯食べて、洗濯して、食器洗って、顔洗ったら、午前中が終ってた。いや、起きるのが遅いのがいかんのだけど。
  14. そういえば、昨日は、NCRもRDAの方向で、という人は誰もいなかったような気がします。RT@ke_shira: RDAは複雑怪奇になっているようなので、運用できるか謎ですね...RDAもISBDも一応セマンティックウェブを志向はしているようですが。
  15. .@egamiday@ke_shira@nabeta FRBRの話、何となく、同じ著作である、というのが「実体」ではなく「関係」である、とされていたら、あんまり違和感なかったのかも、という気がしてきました。表現形の間の関係の一種、であれば、もっと使いやすいのに、とか。
  16. 正式リリース待ちだなあ。RT@tarehata: 「貸し出し中」の本は「返却」が済むまで借りることはできないってところがポイント? 電子書籍、図書館通じ貸し出しへ 無料で閲覧可能 大日本印刷・丸善、今夏からサービス http://u.nu/7jdx9
  17. 日経記事のDNP・丸善の電子書籍の件、こちらによると、取材源は明示されていないとのこと。 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920014&sid=a09VpEXfAq2I
  18. 【本棚登録】フレイヘイドの風が吹く http://bit.ly/b9R4CG
  19. 江戸文学、休刊か…
  20. 今読んでいる、富士川英郎『読書好日』小澤書店 1987 を読んで知ったことメモ。東大の洒竹文庫で知られる大野洒竹は医師であり、土肥慶蔵(鶚軒)の医学上の弟子だった。(「鷗外譯『ファウスト』が出るまで)
  21. 『読書好日』メモその2。木下杢太郎(太田正雄)も、土肥慶蔵(鶚軒)の医学上の弟子だった。(「木下杢太郎文庫」瞥見)
  22. 土肥鶚軒って、ずっと気になっているんだけど(といいつつ、何も調べてないけど)、ますます気になってきた。
  23. 富士川英郎「「木下杢太郎文庫」瞥見」『読書好日』小澤書店,1987. p.40-50. は、神奈川近代文学館の木下杢太郎文庫の概要を紹介したもの。著者はドイツ文学が専門なので、外国文学関係資料が中心。

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