2012年7月29日日曜日

2012-07-28

  1. 今日は、みどりのiプラザ企画展示「東京の緑をつくった偉人たち」 http://t.co/eE9ZsQTp を見てきた。パネル中心ではあるものの、みどりの図書館東京グリーンアーカイブス所蔵の祖庭長岡安平資料の一部も展示。パネルの内容を圧縮した図録もあり。
  2. 「東京の緑をつくった偉人たち」展、明治10年「東京上野公園地実測図」が興味深かった。凡例は「博物局」名義になっていて、現在東京都美術館のあるあたりに「博物局出張所」の建物が描かれ、今の東京国立博物館にあたる部分は「博物館」とあるだけで空白の敷地となっていた。
  3. ついでに、展示図録のバックナンバー、「武蔵野と蘆花 都文化財指定史跡「蘆花恒春園」の魅力」、「ハンカチキノキを見つけたのは誰? プラントハンターの活躍と植物園」も購入。みどりのiプラザの展示、気合いが入るようになったのは、昨年からなのかな?
  4. そういえば、今日は神保町よりも、自宅近くのスーパーの方が、コミケカタログ(紙)の入手が容易であることを知って驚愕。おそるべし関東。
  5. 高野肇『貸本屋、古本屋、高野書店』論創社, 2012.(出版人に聞く 8)を読了。貸本が新刊書とは異なる出版社−取次ルートで流通していたことを知る。あと、自治体史編纂ブームが、古書店の営業戦略に大きく影響を与えた、という証言も興味深し。
  6. @tsaka1 いえ、都心を離れた自宅近くのスーパー内の書店で平積みされていることに驚愕したのでした。そんなに売れるのかどうかは分かりませんが…
  7. 『貸本屋、古本屋、高野書店』には、国立国会図書館のデジタル化の地方の古書店への影響について、言及がある。もちろん、地方の老舗新刊書店が次々廃業に追い込まれている、という事態の方が、ずっと多く論じられているのだけど。
  8. それにしても、貸本屋と、結果的に貸本屋を追い込んだ悪書追放運動と、公共図書館との関係が気になる…
  9. @tsaka1 要するにくまざわ書店なのですが、確かに、店舗によって仕入れ方に差があるような気もします。それにしても、関西ではちょっと見ることができない光景のような…
  10. 臨川書店さんから、『近世関連出版図書のご案内』が届いていたので、パラパラと眺める。おお、こんなものもあったのか、という発見もあるけれど、今の自分には(本棚にもだけど)、こういう本格的な研究書や資料集に取り組める余裕がないなあ……

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